第一種情報処理技術者 H13年春 午前 【問32】
デュアルシステムに関する説明として、適切なものはどれか。
ア | 同じ処理を行うシステムを二重に用意し、それぞれの処理結果を照合することで処理の正しさを確認する。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、他方だけの縮退運転によって処理を継続する。 |
イ | オンライン処理を行う本番系と、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系システムを用意し、本番系に障害が発生した場合は、待機系にオンラインプログラムをロードし直した上でシステムを切り替え、オンライン処理を再起動する。 |
ウ | 待機系のシステムに本番系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、本番系に障害が発生した場合は、待機系に即時切り替えて処理を続行する。 |
エ | 一つのコンピュータ装置に、プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも、処理を継続する。 |
みんなの正解率: 70% (114人のうち80人が正解)
キーワード: | オーバレイ スタック スタック領域 スワッピング タスク デュアルシステム ページング リアルタイムシステム 主記憶 |
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解答と解説
解答: | ア |
解説: | オーバレイ あらかじめプログラムをいくつかの単位に分けて補助記憶に格納して置き、プログラムの指定に基づいて主記憶に読込む。 スタック 関数や手続を呼び出す際に、戻り番地や処理途中のデータを一時的に保存するのに適したデータ構造。 スワッピング プログラムを一時的に停止させ、使用中の主記憶の内容を補助記憶に退避する。再開時には、退避した内容を主記憶に再ロードし、元の状態に戻す。 デュアルシステム 2系統のコンピュータが、互いの処理結果を照合しながら同一処理を行うシステム。 ページング 主記憶とプログラムを固定長の単位に分割し、効率よく記憶管理する。これによって、少ない主記憶で大きなプログラムの実行を可能にする。 |
キーワード: | オーバレイ スタック スタック領域 スワッピング タスク デュアルシステム ページング リアルタイムシステム 主記憶 |
みんなの正解率: 70% (114人のうち80人が正解) |
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この問題のキーワード
オーバレイ
スタック
スタック領域
【H26年秋】 プログラムの実行時に利用される記憶領域にスタック領域とヒープ領域があ... | 正解率:25% |
【H21年春】 プログラムの実行時に利用される記憶領域にスタック領域とヒープ領域があ... | 正解率:62% |
【H17年秋】 プログラムの実行時に利用される記憶領域に、スタック領域とヒープ領域が... | 正解率:75% |
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